第四十夜「謎の時間」カジノアキラ談

投稿者: | 2023年6月8日

みなさん、こんばんわ、そしてはじめまして、
いつも読ませていただいてばかりなので今日は私の体験談を。

あれはたしか私が中学2年生の秋頃のことでした、その日は制服の衣替えの日(たしか3日間ぐらいは夏服、冬服どちらを着て登校してもよかった)で私は朝から夏服を着ていくか冬服を着ていくか迷っていました、その日はとても良い天気で「まだ冬服着るには早いかなぁ」とおもい夏服のままで登校することにしました。

午前7時30分、父が会社へ出かけました、いつもどうり。
午前7時45分、私が出かける時間です、テレビのアナウンサーも「7時45分です、いってらしゃーい」と言ってます、私の家から学校まで少し遠いので私は自転車通学でした。いつもどうり自転車こぎこぎ学校へ向かう私、頭の中では「冬服着てる人が多ければ引き返して着替えてこよう」と考えていました。
学校まで半分ぐらいきたでしょうか、私はなにかおかしいことに気がつきました、誰も登校していないのです、いつもならこの辺までくると、他の生徒達ががやがやと登校しているはずなのに、今日はなぜか私一人しかいないのです、ひとっこひとり猫一匹!

おかしい、なぜだ?今日は祝日でも日曜日でもないはず、なぜ誰も登校してないんだ?
そうおもいながら私はとりあえず学校までいくことにしました。

学校についてもやはり人の気配はありませんでした、
そして教室へ、
誰もいない、、、、、
な、なぜだ?!、、、今日は臨時休校なのか?、、、、
それとも、この世に存在するのは、私一人だけなのか?
耐え難い孤独感が私を襲ってきました。
ふと教室の時計を見るとなんと、、、、、、、
午前6時00分!!
なぜだー?!
確かに私は時間を確認して家をでました、テレビでも確認したはず、しかたなく私は教室で約2時間、他の生徒が登校してくるのを待ちました。
友人にこの話をしても誰も信じてくれませんでした。

私はあっちの世界を通って学校にいったのでしょうか?
私より先に家を出た父はいつもどうり会社に着いていたそうです。
ちなみに他の生徒は冬服に衣替えしており夏服は私ひとりだけでした。

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